2015全日本ロードレース第8戦 岡山国際サーキット 公式予選

2015/10/17

AI2Q1707_1「7年間くらい塗り替えられないタイムを出したかった」

全日本ロードレース第8戦の公式予選が岡山県の岡山国際サーキットで開催され、JSB1000クラスでとんでもない記録が出ました。
1分27秒182。中須賀克行選手(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)自身が昨年2014年に出したコースレコード・1分28秒370を約1.2秒も上回ったのです。

AI2Q2162_110月とは思えない陽気となった快晴の岡山国際サーキット。JSB1000クラスの公式予選はノックアウト方式で行われました。Q1から昨年のコースレコードに近いタイムでアベレージする中須賀選手がトップ通過。2番手は先週MotoGPを走った高橋巧選手(MuSASHi RT HARC-PRO.)3番手に今年成長著しい野左根航汰選手(YAMALUBE RACING TEAM)

AI2Q158210分間のインターバルを挟んで迎えた15分間のQ2。中須賀選手はコースインしていきなり1分28秒569のタイムでリーダーボードのトップに立ちます。前戦オートポリスで2位表彰台を獲得し、良いリズムに乗り始めた津田拓也選手(ヨシムラ スズキ シェルアドバンス)が1分28秒643で2番手につけます。しかしQ2中盤、ピット作業を終えて飛び出した中須賀選手がなんと!前人未踏の27秒台に入れる1分27秒182の驚速タイムをたたき出します。その後も27秒台を連発、堂々のポールポジションを獲得します。2番グリッドは前日のA.R.T合同走行から約1秒タイムアップした津田選手、3番グリッドはこのレースウィークに入ってベストタイムの高橋選手の1分28秒833でした。

AI2Q1951JSB1000クラスの公式予選上位10位は以下の通りです。
ポールポジション:中須賀克行選手 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 1’27″182
2:津田拓也選手 ヨシムラ スズキ シェルアドバンス 1’28.643
3:高橋巧選手 MuSASHi RT HARC-PRO. 1’28.833
4:柳川明選手 TEAM GREEN 1’29.143
5:中富伸一選手 HitMAN RC甲子園ヤマハ 1’29.306
6:野左根航汰選手 YAMALUBE RACING TEAM 1’29.330
7:加賀山就臣選手 Team KAGAYAMA 1’29.490
8:山口辰也選手 TOHO Racing with MORIWAKI 1’29.654
9:渡辺一樹選手 TEAM GREEN 1’29.799
10:藤田拓哉選手 YAMALUBE RACING TEAM 1’30.137

photo & text : koma

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