2018年鈴鹿8時間耐久ロードレース トップ10トライアル

2018/07/28

Kawasaki Team GREENの勢いが止まらない。昨日ジョナサン・レイが前人未到の2分5秒168の驚速タイムを記録したのに続いて2分5秒403をたたき出しポールポジションを獲得した。ホンダワークスRed Bull Honda with 日本郵便が2番手。昨年の覇者YAMAHA FACTORY RACING TEAMは3番手からスタート。

2017-2018 FIM世界耐久選手権シリーズ最終戦 鈴鹿8時間耐久ロードレースのトップ10トライアルが開催された。台風12号の影響で朝から雨であったが、お昼前には薄陽も射す天候に。しかし、台風特有の急激な天候の変化で雨が降ってくる可能性があるため、10台による計時予選に変更となった。

トップ10トライアルの前のフリー走行で衝撃的なシーンが飛び込んできた。YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行がアウトラップのS字コーナーで転倒。身体のダメージが心配されたが残りのセッションを走行していたので大事に至らないことを祈念したい。

台風12号の接近で雨の予報であったが、朝のうちに降ったきりで次第に晴れ間が広がっていく。トップ10トライアルの頃には夏の日射しが射してくる。各車数周のアタックでライダー交替を行う。Kawasaki Team GREENのレオン・ハスラムから交代したジョナサン・レイが前日に引き続き2分5秒台に入れる2分5秒403でポールポジションを獲得した。

予選2番手はRed Bull Honda with 日本郵便の高橋巧。このウィークベストタイムの2分6秒127。

予選3番手はYAMAHA FACTORY RACING TEAMアレックス・ローズ。2分6秒170。フリー走行で転倒した中須賀は残念ながらトップ10トライアルを欠場した。

予選4番手は、MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaランディ・ド・プニエ。2分6秒177。

予選5番手はヨシムラスズキMOTULレーシングのブラッドリー・レイ。2分6秒642。

2017-2018 FIM世界耐久選手権シリーズ最終戦 鈴鹿8時間耐久ロードレース トップ10トライアル上位10位は以下の通り。

 

1:Kawasaki Team GREEN 2分5秒403
2:YAMAHA FACTORY RACING TEAM 2分6秒170
3:Red Bull Honda with 日本郵便 2分6秒127
4:MuSASHi RT HARC-PRO. Honda 2分6秒177
5:ヨシムラスズキMOTULレーシング 2分6秒642
6:エスパルスドリームレーシングIAI 2分6秒756
7:au・テルルMotoUP RT 2分7秒246
8:YART YAMAHA 2分7秒387
9:KYB MORIWAKI MOTUL RACING 2分8秒128
10:Team SUP Dream Honda 2分8秒200

photo & text : Toshiyuki KOMAI