[ playback ] All Japan Road Race 2014 Rd5. MOTEGI

2014年の全日本ロードレースを振り返ります。真夏の祭典・鈴鹿8耐から約1ヶ月後、第5戦がツインリンクもてぎで開催されました。今回も2&4レースとしてJ-GP2クラスがSuper Formulaと併催されました。

残暑が続くレースウィーク、路面温度は50度を超える厳しいコンディションの中で決勝レースはスタート。ポールポジションを獲得した高橋裕紀選手がホールショットを奪い、序盤からペースを上げて2位以下に3秒ものアドバンテージを築きます。

高橋選手がこのまま逃げ切るかと思いきや、浦本修充選手が猛プッシュ。二人で毎周ファステストラップを出し合う意地と意地のぶつかり合い。一時は4秒まで開いていた差はなんと0.634秒まで縮まりファイナルラップに突入。

浦本選手が最後にファステストラップをたたき出しますがほんのわずか0.221秒及ばず、高橋選手が今季3度目のポール・トゥ・ウィンを達成しました。3位には生形秀之選手が入りました。

J-GP2クラス決勝上位10位の結果は以下の通りです。
優勝:#72 高橋裕紀選手 MORIWAKI RACING
2位:浦本修充選手 MuSASHi RT HARC-PRO.
3位:生形秀之選手 エスパルスドリームレーシング
4位:渡辺一馬選手 テルル&EM★KoharaRT
5位:岩田悟選手 NTST.ProProject
6位:デチャ・クライサート選手 ヤマハタイランドRT
7位:関口太郎選手 Team TARO PLUSONE
8位:亀谷長純選手 MuSASHi RT HARC-PRO.
9位:星野知也選手 SYNCEDGE 4413Racing
10位:高橋英倫選手 桜プロジェクト PITCREW&松戸F

photo & text : koma