2015 BATTLAX 青木ノブアツ杯 ハルナミニバイクレース

IMG_2660青木宣篤選手主催の「BATTLAX 青木ノブアツ杯 ハルナミニバイクレース」2015年の開幕戦が群馬県・榛名モータースポーツランドで開催されました。

2011年から開催されているこのレースも今年で5年目。青木宣篤選手が主宰する「Treck Sports」がチームで参戦した際に支配人から「ミニバイクレースを主催してほしい」とお願いされたことが始まり。ここハルナは青木選手が幼少時代から練習していた慣れ親しんだサーキット。なんとか盛り上げたい、との想いからこのレースを開催することにしました。最初は手探り、でもそんな青木選手の想いに共感する仲間が集まり、みんなの手で運営しています。場内実況放送は、あのみし奈昌俊さん!みし奈さんの実況放送が聴けるレースはここしかありません!・・^^;)

AI2Q3267-2日本のバイク業界、バイクレースを担うちびっこ達に、小さいうちからバイクの楽しさを体験してもらい、レースを通じてバイクのルールと安全性を学ぶ、ものすごく大切な事だと思います。

AI2Q2797また、このレースはちびっ子達はもちろん、大人の参加者も多いのが印象的です。「バイクブームを経験した自分たちと同じ40代〜50代のオトナたちにも楽しんでもらいたい。そして一緒に来たお子さん達が”あ、これ楽しそう!”とか”これならボクにも乗れるかも!”と思ってバイクに興味を持ってくれたら嬉しい。もっともっとバイクレースの門戸を広げたかった」という青木選手。

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レギュレーションも誰もが参加しやすいように作られています。国内のミニバイクレースはマシン規定がキッチリ決められていて初心者がいきなり参加するには敷居が高い、参加したくても走れるマシンがない状況なので「最後にタイムを決めるのは自分の腕(テクニック)、だったらマシン別のクラス分けではなくタイムで区切ろう」「150cc以下のマシンだったらOK、基準とするタイムに相当するクラスを選んで参加するオープンクラス」を作りました。

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だからこの大会は面白いルールがあります。とあるクラスの予選で基準タイムを上回るタイムで走ると決勝レースはひとつ上のレベルのクラスで走ります。決勝レース中に基準タイムを上回るとペナルティ(7秒加算、もしくはピットストップ)が課せられます。「公平に楽しくレースをするための線引き」を引いています。

今大会も122台のエントリーがあり、大盛況でした。冠協賛をしているブリヂストンの山田宏さんも初参戦。TOKORO’S Challenegeと言うクラスでに参戦しましたが、なんと、初参戦にしていきなり優勝を果たすという快挙でした!

AI2Q2870「大人も子どもも、バイクで遊べる場所を提供する」そんな気持ちでこのレースを開催しているという青木選手。大人もちびっ子たちもとびきりの笑顔がすごく印象的なBATTLAX 青木ノブアツ杯 ハルナミニバイクレースでした。
今年は4月26日、6月7日、8月9日、9月27日(秋耐)、11月1日 に開催されます!

photo & text : koma