鈴鹿サーキット主催 8耐 合同テスト 1日目

2022/07/06

海外チームも参加した8耐合同テスト。初日トップはTeam HRC。

鈴鹿8耐に向けた鈴鹿サーキット主催合同テストが開催された。今回はEWCにフル参戦しているF.C.C. TSR Honda France、YART YAMAHA、YOSHIMURA SERT Motulなど海外チームも参加、鈴鹿8耐らしい雰囲気になってきた。Kawasaki Racing Team(KRT)はジョナサン・レイとアレックス・ローズが参加。前回参加したレオン・ハスラムは参加していない。

走行枠をAグループ、Bグループに分けて、45分間走行2本、75分間走行1本、夜間走行1時間 10分とたっぷり走る時間があった。長崎に上陸した台風4号の影響で今日は一日降雨だと予想していたが、台風の進路が逸れたため、雨は午前中で止んだが、1回目(A Gr.)2回目(B Gr.)の走行はウェットからハーフウェットに変わるコンディション。

1回目のトップはTOHO Racing(清成龍一/國峰啄磨/國川浩道)2’21.819。2回目は徐々に乾いていくハーフウェット路面。トップはHonda Dream RT桜井ホンダ(濱原颯道/日浦大治朗/國井勇輝)2’12.174。当然だが1回目より10秒以上タイムアップしている。

お昼休みを挟んで12:45からの3回目(A Gr.)Team HRC(長島哲太/高橋巧/イケル・レクオーナ)が2分6秒台に入れる2’06.349。2番手もTeam HRC2’07.653。3番手にKawasaki Racing Team Suzuka 8H(ジョナサン・レイ/アレックス・ローズ)2’08.081。

4回目はB Gr.トップはYOSHIMURA SERT Motul(グレッグ・ブラック/シルバン・ギュントーリ/渡辺一樹)2’08.231。2番手はHonda Dream RT桜井ホンダ、3番手はTeam ATJ with 日本郵便(岩田悟/高橋裕紀/小山知良)

5回目(A Gr.)6回目(B Gr.)の走行は1時間15分と長い。5回目のトップはTeam HRC 2’07.180、2番手も同じくTeam HRCの2’07.455。3番手はYART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC(マービン・フリッツ、ニッコロ・カネパ、カレル・ハニカ)そして4番手にHonda Suzuka Racing Team(亀井雄大/杉山優輝/田所準)

6回目の走行前に雨が降り出す。思い切り濡れるわけでもなく中途半端な路面。各チーム始めは様子を伺っていたが雨はそれ以上降らず各車コースインしていく。トップはTeam ATJ with 日本郵便 2’08.198。2番手はHonda Dream RT桜井ホンダ 2’08.500。3番手はYOSHIMURA SERT Motul 2’08.544

鈴鹿8耐らしいといえば夜間走行。18時40分から1時間10分間の走行。夜間走行とはいえ、19時を回らないと暗くはならない。鈴鹿8耐ゴールと同じ19:30でも真っ暗ではなかった。夜間走行はA Gr.、B Gr.混走で行われる。トップはKawasaki Racing Team Suzuka 8H なんと2分6秒台の2’06.993。夕方の涼しい時間帯のタイムとは言え6秒台に入れたのはTeam HRCとKRTのみ。2番手はYART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC 2’07.341、3番手はYOSHIMURA SERT Motul 2’07.549.

明日も合同テストが開催される。台風の影響もなくドライで走れそうだ。

Photo & text : Toshiyuki KOMAI