2021全日本ロードレース第3戦SUGO ART合同走行

2021/05/21

霧のSUGO。ART合同走行2本目はキャンセル。トップは中須賀。

全日本ロードレース第3戦が宮城県のスポーツランドSUGOで開幕した。本日はウィーク初日のART合同走行。しかし、朝からの雨が午後には濃霧となり、JP250クラスの2本目以外全クラスキャンセルとなった。午前中に行われた1本目のトップは中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)1分38秒117。事前テストから良い流れできている。もちろん雨は初めての走行。

「今週末雨らしいのでレインタイヤで1本でも走れたのはよかったです。自分が今日感じたフィーリングを予選を使いながらマシンを自分に合わせて乗りやすくしたいと思います。先週のテストでドライは良いタイムが出ているのでマシンは良い方向に詰まっています。明日、雨だったらほぼぶっつけ本番になるので出たとこ勝負かな、と思います。条件はみんな同じなので落ち着いてレースしたいと思います。」

2番手タイムは清成龍一(Astemo Honda Dream SI Racing)1分38秒706。

「事前テストでは雨が降らなかったのでちょっと方向性を変えてセットアップを進めました。少し良くなってきていると思います。ただ、午後は走りたかったですね。タイヤの保ちをチェックしたかったです。それはほとんどのチーム・ライダーがやりたかったのではないかと思います。明日はぶっつけ本番になってしまいますが、他のみんなと条件は同じなので言い訳にはできません。去年の予選は出ていた周に転倒しているのでそれだけは避けたいですね」

3番手タイムは濱原颯道(Honda Dream RT 桜井ホンダ)1分39秒777。

4番手は加賀山就臣(Team KAGAYAMA)1分40秒238

5番手は児玉勇太(Team KODAMA)1分40秒866

6番手は亀井雄大(Honda Suzuka Racing Team)1分41秒895

7番手は名越哲平(MuSASHi RT HARC-PRO. Honda)1分42秒255

8番手は柳川明(will raise racing RS-ITOH)1分42秒715

9番手は岩田悟(Team ATJ)1分42秒935

10番手は津田一磨(BabyFace POWERED by YOSHIMURA)1分43秒486

の上位10台であった。

明日は公式予選と決勝レース1が行われる。微妙な予報で雨が降るのか降らないのか、ドライかウェットか。各チーム悩むところだ。できればドライで行って欲しい。

Photo & text : Toshiyuki KOMAI