水野涼が好調キープ、初日総合トップ!
水野涼(SDG DUCATI Team KAGAYAMA)が好調をキープ。全日本ロードレース第3戦オートポリス大会初日ART合同走行で総合トップに立った。前週のテストでも全体トップタイムの1’48.016をマークしている。
だが中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)がそれを黙ってみているはずがない。1本目ではトップに立ち、2本目でも水野に0.2秒差にまで詰めている。3番手には野左根航汰(Astemo Pro Honda SI Racing)、4番手に長島哲太(DUNLOP Racing Team with YAHAGI)この4人が1分48秒台。5番手に西村硝(S-SPORTS SUZUKI)
水野涼:「欲を描かなくなりました」
「テストからマシンのフィーリングは非常に良く、苦手意識のあったオートポリスでも良いペースで走ることができています。今シーズンはフロント周りのフィーリングが大きく改善され、ブレーキングや旋回時に自信を持って攻められるようになりました。その結果、コーナリングスピードも上がり、どのサーキットでも安定して速さを発揮できていると感じています。
セットアップについても、一発のタイムを狙うのではなく、レース後半まで安定して戦えることを重視して取り組んでいます。以前に比べて焦りや無理なチャレンジも減り、自分たちの方向性を信じて進められていることが今の好調につながっていると思います。
今日はトップで終えることができましたが、結果以上に自分たちの進めてきた方向性に手応えを感じています。無理にタイムを追うのではなく、自分のリズムを大切にしたことで、アベレージも自然と向上しました。最近は周囲のライダーの強さを素直に認められるようになり、自分に足りない部分も冷静に見られるようになり欲を描かなくなりました」
中須賀克行:「自分の戦場に引きずり込めたらと考えています」
「今日はテスト時よりもコンディションが良く、全体的に前進を感じられる一日になりました。限られた走行時間の中でタイヤ選択やライフの確認など、必要な項目をしっかり進めることができました。
水野選手が少し抜け出している印象はありますが、それ以外のライダーは比較的近いアベレージで走れているので、予選で良いポジションを確保できれば決勝は十分に勝負できると思っています。今回はタイヤの消耗がレースの大きなポイントになりそうです。タイヤマネジメントがより重要になり、我慢比べの展開になればチャンスは広がると思っています。混戦の中で自分の戦場に引きずり込めたらと考えています」
野左根航汰:「タイヤ選択は決め打ちになりそうです」
「初日は、テストで十分な走り込みができなかったこともあり、タイヤライフを重視したセットアップを試しましたが、思ったような効果は得られませんでした。午後は方向性を戻し、新品タイヤで確認を進めましたが、走行時間が限られたため予定していたメニューをすべて消化することはできませんでした。それでも手応えはあり、あと一歩という感触です。タイヤは新比較する時間が少なかったため決め打ちで臨みます。限られた条件の中で最善のセットアップを見つけたいと思います。」
昨日までの雨が嘘のように腫れ上がったオートポリス。明日は気温も路面温度も上がりタイヤ選択が鍵のひとつになるかもしれない。明日は公式予選と決勝レース1が開催される。
全日本ロードレース第3戦SUPERBIKE in Kyushu ART合同走行上位10位は以下の通り
1:#88 水野 涼 SDG DUCATI Team KAGAYAMA 1’48.366
2: #1 中須賀 克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM 1’48.643
3: #4 野左根 航汰 Astemo Pro Honda SI Racing 1’48.909
4: #45 長島 哲太 DUNLOP Racing Team with YAHAGI 1’48.993
5: #95 西村 硝 S-SPORTS SUZUKI 1’49.153
6: #6 岩田 悟 Team ATJ 1’49.444
7: #85 津田 拓也 Team SUZUKI CN CHALLENGE 1’49.712
8: #5 伊藤 和輝 Team SAKURAI HONDA 1’50.041
9: #92 國井 勇輝 SDG Team HARC-PRO.Honda 1’50.058
10: #50 児玉 勇太 MARUMAE Team KODAMA 1’50.095
Photo & text: Toshiyuki KOMAI





















