ジョナサン・レイが2分4秒4の驚愕タイム!しかもTOP3が2分4秒台
やはり本命のHonda HRCが速い。ジョナサン・レイが午前中の予選2回目に2:04.422の驚愕タイムで全体トップ。Honda HRC独壇場かと思いきや今年は上位3チームが2分4秒台に入れるハイスピードバトルになった。
例年より1ヶ月早い開催となった鈴鹿8耐。気温も路面温度も低く、さらに鈴鹿サーキットは一昨年に東コースを、昨年西コースを改修して路面が全面張り替えとなった。これらの条件からタイムが出やすくなってはいるが4秒台は速い。
梅雨の真っ最中のため雨が心配されたが公式予選の金曜日は朝から真夏のような太陽が照りつける好天。ライダーブルーのQ1が始まる12時の路面温度は53度まで上昇した。開始早々AutoRace Ube Racing Teamの浦本修充がいきなり2’04”847の4秒台に入れてくる。Honda HRCの高橋巧は予選だからといって特別なことをするわけではなく決勝を見据えたセットで走る。それなのに2:05.055と4秒台も見えるスピードを見せた。
ライダーイエローのQ1、YARTにトラブルが襲いかかる。開始早々マシントラブルでストップ。その直後に#26 Verity & fenice with KIRINJISHIが最終コーナーのコース上に転倒したマシンが残ったため赤旗中断。残り13分でリスタートが切られYARTがコースインするが再びT12でストップ。ライダーイエローのQ1はノータイムとなった。一方Honda HRCはジョナサン・レイが2’04”583をマークしてその時点で全体トップに踊りでる。
ライダーレッドのQ1は一番暑い時間帯に走行。その中でF.C.C. TSR Honda Franceのジョン・マクフィーが2’05”332をマーク、トップタイムをマークした2周で走行を止めた。BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMのマイケル・ファン・デル・マークが2’05”380で2番手。ヨハン・ザルコが怪我のため急遽参戦が決定したHonda HRCのソムキアット・チャントラも2’05”763までタイムを上げてきた。
午後に開催されたQ2のライダーブルー。高橋巧は2’05”088と1本目とほぼ同じタイムでトップタイム。その後も2’05”235→2’05”515→2’05”357と5秒台前半で回れる速さを見せた。
ライダーイエローのQ2。Q1はノータイムだったYARTマービン・フリッツが2’05”150をマークする。130Rの高速コーナーでヨシムラのフロントタイヤが外れて大破するアクシデント発生、ライダーのダン・リンフットは無事で。ここでジョナサン・レイが2:04.422をマークしてトップに立つ。
最後の予選、ライダーレッドのQ2。BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMのマイケル・ファン・デル・マークが真っ先にコースイン。アタックラップでクリアラップを狙うも阿部恵斗に前を阻まれアタックできず怒りを露わにする場面も。しかしその後に2’04”485→2’04”603とタイムアップを果たした。その背後につけていたElf Marc VDS Racing Team/KM99アレッサンドロ・デルビアンコがマイケル・ファン・デル・マークの背後にピタリとつけて2’04”712をマーク。引っ張って貰ったとはいえ4秒台に入れるのは速い。
これで全ての予選が終了。2名のチームはそれぞれのライダーのベストタイムの平均、3名走行する場合は速いタイムを記録した2名の平均ベストタイムでグリッドが決定する。その結果が下記に記載する上位10チームの平均ラップタイム。
鈴鹿8耐は特別ルールでこの上位10位のチームによるTOP10トライアルが開催され、ポールポジションから10番グリッドまでが決定する。金曜日は晴れていたが土曜日は雨予報。鈴鹿8耐恒例のトップ10トライアルが開催されのだろうか。
公式予選上位10位:TOP10トライアル出場チームは以下の通り。
1: Honda HRC 平均ラップタイム 2:04.738
2:BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM 平均ラップタイム 2:04.813
3: Elf Marc VDS Racing Team/KM99 平均ラップタイム 2:04.960
4:YAMALUBE YART YAMAHA EWC Official Team 平均ラップタイム 2:05.169
5: YAMAHA FACTORY RACING TEAM 平均ラップタイム 2:05.196
6: F.C.C. TSR Honda France 平均ラップタイム 2:05.321
7: Astemo Pro Honda SI Racing 平均ラップタイム 2:05.323
8: Yoshimura SERT Motul 平均ラップタイム 2:05.359
9: AutoRace Ube Racing Team 平均ラップタイム 2:05.461
10: SDG Team HARC-PRO. Honda 平均ラップタイム 2:05.851
Photo Takahito Mizutani
text:Toshiyuki KOMAI




















