全日本ロードレース 第2戦 オートポリス 公式予選

2015/04/25

AI2Q0065_44月25日(土)公式予選が開催されました。今日も朝から晴天、爽やかな空気と澄んだ青空につつまれたオートポリスで全クラスの公式予選が開催されました。

J-GP3クラスは今シーズンから全日本ロードレースに参戦した若干14歳のルーキー・真崎一輝選手(Team RSC)が逆転で初ポールポジションを獲得しました。

ST600クラスはベテラン大崎誠之選手(伊藤レーシングGMDスズカ)がわずかワンアタックラップでポールポジションを獲得。

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J-GP2クラスはディフェンディングチャンピオン高橋裕紀選手(MORIWAKI RACING)が一度もリーダーボードのトップを譲らずポールポジション獲得。

そしてJSB1000クラス、ノックアウト形式によるQ1、Q2のセッションとなります。午後12:50、気温17度、湿度23%の快適な陽気の中で予選スタート。序盤、中須賀克行選手(YAMHA FACTORY RACING TEAM)がリーダーボードのトップに立ちます。続いて高橋巧選手(MuSASHi RT HARC-PRO.)、野左根航汰選手(YAMALUBE RACING TEAM)。しかし予選開始から15分後、大きなアクシデントが発生。第1コーナー進入手前のホームストレート上にオイルが出ます。そのオイルに乗った中須賀選手と津田拓也選手(ヨシムラ スズキ シェルアドバンス)が時速約200km/hでほぼ2台同時に転倒、赤旗中断となり場内に緊張が走ります。両選手共に残りのQ1セッションはキャンセルしましたが大きなケガは負っておりません。

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Q2は上位10人によるトップ10チャレンジ。Q1でアクシデントに巻き込まれた中須賀選手と津田選手はその前に出していたタイムでQ2進出します。15分間のタイムアタックです。ここでも中須賀選手は速かった。1分47秒810とただ一人47秒台に入れてポールポジションを獲得します。「コースレコード更新を狙っていきましたがQ1のアクシデントもあり更新できなかった」と悔しそうな中須賀選手。でもキッチリポールを獲得しました。2番手には渡辺一樹選手(TEAM GREEN)、3番手に高橋選手と続きます。Q1で激しく転倒した津田選手は痛みを堪えてQ2出走、予選6番手を獲得しました。

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明日も大混戦が予想されますがアクシデント無く、無事に素晴らしいバトルが観られることを期待します。

JSB1000クラス公式予選上位10位の結果は以下の通りです。
ポールポジション:中須賀克行選手 YAMHA FACTORY RACING TEAM 1’47″810
2:渡辺一樹選手 TEAM GREEN 1’48″170
3:高橋巧選手 MuSASHi RT HARC-PRO. 1’48″170
4:野左根航汰選手 YAMALUBE RACING TEAM 1’48″240
5:山口辰也選手 TOHO Racing with MORIWAKI 1’48″570
6:津田拓也選手 ヨシムラ スズキ シェルアドバンス 1’48″645
7:浦本修充選手 MuSASHi RT HARC-PRO. 1’48″827
8:中富伸一選手 HitMAN RC甲子園ヤマハ 1’49″195
9:Josh HOOK選手 F.C.C. TSR Honda 1’49″677
10:秋吉耕佑選手 au&テルル・Kohara RT 1’51″685

photo & text : koma

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