2016全日本ロードレース第6戦 ツインリンクもてぎ 公式予選

2016/08/20

AI2Q5620全日本ロードレース第6戦ツインリンクもてぎ、公式予選が行われました。昨日の真夏の炎天下から一転、朝から雨模様。台風の遠い影響でしょうか、時折横殴りの風雨となる荒れた天候となりました。しかし、MFJ CUP JP250クラスの決勝レースの頃には雨は止み、雲間から日射しが差し込み急速に路面状況が回復していきました。

J-GP2クラス公式予選が始まる13時5分にはほぼドライ路面。午前中はウェットで準備をしていた各チームは慌ただしくドライに変更して35分間の予選に臨みました。予選の序盤、まず浦本修充(Team KAGAYAMA)がトップに立ちます。関口太郎(MISTRESA with HARC-PRO.)日浦大治朗(MORIWAKI RACING)と続きます。

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急速に回復したとは言え、S字からV字コーナーにかけてまだ濡れており、第2アンダーブリッジの中にいたってはウェット路面と危ない状況で各車タイムを削っていきます。水野涼(MuSASHi RT HARC-PRO.)が1分55秒417で2番手に上がると、浦本1分54秒941と最初に54秒台に入れます。

AI2Q6006 ここで生形秀之(エスパルスドリームレーシング)が1分54秒948と2番手に浮上。新品タイヤに交換するタイミングが少し早かったという生形は、残り10分間をフレッシュタイヤでアタックせざるを得なくなり、タイヤがキツくなってきた状態で1分54秒281をたたき出してポールポジションを獲得しました!本人曰く「意地でタイムを削った」とのこと。これで3戦連続ポールポジションです。

AI2Q6214残り時間5分を切った終盤にタイムアタック合戦となり、生形、浦本、関口、水野、ここに上和田拓海(Webikeチームノリックヤマハ)、國峰啄磨(H43 Team-NOBBY)も加わり、めまぐるしく順位が入れ替わりました。
トップ生形、水野、浦本のところに浦本が渾身のアタック:1分54秒364で2番手浮上、さらに関口がラストラップに1分54秒500で3番手に飛び込んできました。4番手に水野1分54秒615、5番手に國峰1分54秒635、6番手に上和田1分54秒667、7番手井筒仁康(WILL-RAISE racing RS-ITOH )1分54秒695、と上位7台が54秒台、0.414秒の中に7台もひしめく大混戦となりました。

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全日本ロードレース第6戦ツインリンクもてぎ 公式予選上位10位は以下の通りです。

ポールポジション:#2 生形 秀之 1’54.281 エスパルスドリームレーシング
2:#94 浦本 修充 1’54.364 Team KAGAYAMA
3:#44 関口 太郎 1’54.500 MISTRESA with HARC-PRO.
4:#634 水野 涼 1’54.615 MuSASHi RT HARC-PRO.
5:#55 國峰 啄磨 1’54.635 H43 Team-NOBBY
6:#81 上和田 拓海 1’54.667 Webikeチームノリックヤマハ
7:#11 井筒 仁康 1’54.695 WILL-RAISEracingRS-ITOH
8:#46 日浦 大治朗 1’55.014 MORIWAKI RACING
9:#70 岩崎 哲朗 1’55.173 OGURAclutch with パワービルダー
10:#15 作本 輝介 1’55.308 Team 高武 RSC

photo & text : koma

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