鈴鹿8耐本番と同じ暑さの中Honda HRCがトップタイム!EWCレギュラーチームも合流

2025/06/18

鈴鹿サーキット主催のテストセッションが開催された。梅雨入りしたと言うのに朝からの晴天。日中の気温は35度、路面温度は60度を超えて真夏の暑さとなった。今回のテストはEWCレギュラー参戦チームも合流しピットはいささか華やかになった。

今回のテストはAグループ、Bグループに分かれて45分間のセッションを2本、75分間のセッション1本の3本のセッション。初日総合トップはHonda HRC、やはり速い。6月16日に鈴鹿8耐参戦体制が発表され、高橋巧とヨハン・ザルコが正式決定した。もうひとりのライダーは未定、しかし今回のテストにイケル・レクオーナが参加。と言うことは、、と考えてしまうが正式発表を待ちたい。日中は60度を超えた路面温度も夕方のセッション時には下がってきてセッション3でイケル・レクオーナがタイムを出した。2’06.022、5秒台も見えてきた。

総合2番手もHonda Honda HRC。ライダーは高橋巧。2’06.233。高橋もレクオーナも2分6秒台を連発。安定した速さを見せていた。

総合3番手にBMWワークスBMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM。2’06.233。マーカス・レイターバーグ、ステーヴン・オデンダール、シルヴァン・ギュトーリがレギュラーメンバーだがギュントーリに代わって急遽マイケル・バン・デンマークがテストに参加した。今年からタイヤをブリヂストンにスイッチ。ブリヂストンで初めての鈴鹿でこのタイムは素晴らしい。

総合4番手はYAMAHA RACING TEAM、2’06.522。中須賀克行がマーク。

総合5番手はAstemo Pro Honda SI Racing、2’06.577。野左根航汰がマーク。参戦体制が発表され野左根と荒川晃大が正式アナウンスされた。残り1名は未定だ。

YART YAMAHAも今回から参加。2024年限りで引退したニッコロ・カネパが抜け後任にジェイソン・オハロランを起用。カレル・ハニカ、マービン・フリッツは継続参戦する。YART YAMAHAはナイトセッションでトップタイムをマークした。

鈴鹿主催テストセッション初日総合上位10位は以下の通り

1:#30T Honda HRC 2’06.022
2:#30 Honda HRC 2’06.233
3:#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM 2’06.379
4:#21T YAMAHA RACING TEAM 2’06.522
5:#17 Astemo Pro Honda SI Racing 2’06.577
6:#7 YART YAMAHA 2’06.611
7:#76T AutoRace Ube Racing Team 2’06.644
8:#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM 2’06.771
9:#1T YOSHIMURA SERT Motul 2’06.938
10:#0T Team SUZUKI CN CHALLENGE 2’06.999

Photo & text : Toshiyuki KOMAI