2015年鈴鹿8耐の公式予選（計時予選）が行われました。渡辺一樹選手（TEAM GREEN）が2分6秒656の驚速タイムで暫定総合トップに立ちました。
朝から気温33度、路面温度50度を超える厳しいコンディションの中でスタートした計時予選。その中で2分6秒台に入れたのは渡辺選手を含めて4選手のみ。中須賀克行選手（YAMHA FACTORY RACING TEAM）2分6秒877、津田拓也選手（ヨシムラ スズキ シェルアドバンス）2分6秒958、そして、今年の話題、ケーシー・ストーナー選手（MuSASHi RT HARC-PRO.）2分6秒963。
今年の鈴鹿8耐はエントリー台数が84台と数が多いため、A、Bの2組に分かれて予選が行われました。A組第1ライダー、B組第1ライダー、A組第2ライダー、B組第2ライダー、A組第3ライダー、B組第3ライダーが、各20分ずつ2回走行します。合計12回の予選が一日で行われました。
ケーシー・ストーナー選手はさすがです。最後の最後に6秒台に入れてきました。YAMHA FACTORY RACING TEAMは中須賀選手6秒台、MotoGPライダーのポル・エスパロガロ選手、ブラッドリー・スミス選手共に7秒台と3人揃って速いです。津田選手は路面温度53度超の午前中に6秒台に入れてきました。加賀山就臣選手（Team KAGAYAMA）はこのウィーク最速の7秒台に入れて底力を見せつけます。
明日はA組、B組それぞれ上位5チーム、計10チームによる「トップ10トライアル」が開催されます。
トップ10トライアル進出チームは以下の通りです。
A組-1位：#87 TEAM GREEN 2’06″656（渡辺一樹選手）
Ｂ組-1位：#12 ヨシムラ スズキ シェルアドバンス 2’06″958（津田拓也選手）
A組-2位：#21 YAMHA FACTORY RACING TEAM 2’06″877（中須賀克行選手）
B組-2位：#778 F.C.C. TSR Honda 2’07″798（ドミニク・アガータ—選手）
A組-3位：#634 MuSASHi RT HARC-PRO. 2’06″963（ケーシー・ストーナー選手）
B組-3位：#71 Honda DREAM SAKURAI HONDA 2’08″693（浦本修充選手）
A組-4位：#17 TEAM KAGAYAMA 2’07″594（加賀山就臣選手）
B組-4位： #01 EVA RT 初号機 TRICK STAR 2’09″117（エルワン・ニゴン選手）
A組-5位：TOHO Racing with MORIWAKI 2’07″622（山口辰也選手）
B組-5位；MotoMap SUPPLY 2’09″215（生形秀之選手）
photo & text : koma
